名前変わればイメージも変わる…
こんばんは!まるく堂です!
こんな記事を見つけました…
記事によりますと…
現在、30代半ばから40代半ばの人達は
俗に「就職氷河期世代」と呼ばれています。
ぶっちゃけ、私もそこに属しております…
当時、就職においては超の付くくらい「売り手市場」と言ってもよく、
新卒でも就職しにくい状況が続き、
「とにかく就職できれば御の字」みたいな時代でした…
本当に希望の職種に就けた人は、一握りと言っても過言ではなく、
現在も非正規だったり、年齢的に職に就くのを諦めている方も多いのです。
そんな世代をこれまで「就職氷河期世代」と呼んでいたものが、
今度は「人生再設計第一世代」と言う呼称に
変更する様です。
そしてこの夏から、約3年間にわたり集中的な支援を行うための
プログラム案の作成を検討するそうです…
「人生再設計第一世代」…
つまりは…
お前の人生は失敗しているから
もう一度練り直せとおおおおお?????
ってちょっと勘ぐりすぎかも知れませんが、
個人的には「勝手に人生を失敗認定された」感じがして、
イメージがあまりよくありません…
そりゃあね、自分の人生を振り返って
成功してるか失敗してるかって言ったら、
大失敗してますよ!!!
理想の自分なんて程遠いですし!!!
あの頃に戻ってやり直したい、なんて思う事も一度や二度じゃありません…
でもなあ…
あんたらに言われたくないんじゃあああああああ!!!!
フエエエエエエエエーーーーーーン!!!!!!
(↑泣くなよ…)
まあ、言う程怒ってはいないんですけど、
今回の記事で思ったのは、
「ネーミングによるイメージの変化」
ってところなんですよ。
例えば、それまでの「就職氷河期世代」と言う言葉。
少なくとも、就職が難しいのは不況の影響だったり、
企業側が雇用人数を大幅に減らしてたり…と言った、
「本人の及ばぬ部分にも原因がある」って事を示唆してる言葉だと思うんですよ。
しかし、それが「人生再設計第一世代」となっちゃうと、
どう考えても
「就職できなかったのは本人のせい」と、
言うニュアンスが全面に出てきますよね?
こんなにも就職難だったり、不況だったりと言った状況の一因には政府の責任だってあると思うのですが…
「人生再設計第一世代」と言われてしまうと全ての責任は本人に転嫁されちゃいますもんね…
今回の名称変更は、この印象操作の意図が垣間見えて
「あざとさ」をちょっと感じちゃったんです…
たかがネーミング、されどネーミングですね。ここまでイメージって変わるのか?と
驚愕した次第です…
そう言えば株式会社レナウンで販売してる「通勤快足」という靴下がありますが…
発売当時は「フレッシュライフ」と言う名前で、全く売れなかったみたいです。
しかし、これを「通勤快足」と言う名前に変更した途端に
爆発的ヒットを産み出した、
と言うエピソードを思い出しました…
同じモノなのに、付けられたネーミングでこんなにも結果が違ってくるのですから、
やはり何でも命名する時は慎重になった方が良いかも知れません…
以上です…