名作マンガ「寄生獣」のスピンオフ!
こんばんは!まるく堂です!
私の好きなマンガの中に岩明均(いわあき ひとし)さんの描かれた「寄生獣(きせいじゅう)」があります。
シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。
「寄生獣」は1988年から1995年まで主に「月刊アフタヌーン」で連載されていたマンガです。
あらすじとしては…
ある日突然、空から幾多の正体不明の生物が降ってきます。それは人間の体内にひっそりと侵入し、頭部と置き換わり身体を乗っ取ります。
主人公の新一にもその生物がやってきて、彼の腕に侵入。しかし、いち早く気づいた新一が腕をコードで縛り浸食を阻止、その生物は仕方なく彼の右腕に寄生します。
その生物は感情に乏しいものの、驚くほど知的で高い戦闘能力を誇る生命体であることがわかり、新一は「ミギー」と名付けます。
同じ頃、犯人不明の殺人事件が多発していました。それは頭部を乗っ取られた寄生人間の仕業であると新一は気づくのですが…
と言う感じです。
作品の表現としては、人体が破損されたりと言った残酷描写が目立つのですが、寄生生物と人間との息もつかせぬ戦いや、予想もつかない驚きの展開。また寄生生物側にも哲学的な考え方があったりとテーマ性が高くて、かなり深い作品になっています。
連載終了から20年近く経っていた2014年には映画化もされました。
そして2018年より「寄生獣リバーシ」と言う作品がマンガ配信サイト「コミックDAYS」にて配信されています。(2021年5月に完結)
作品は原作・原案が岩明均さん、作画を「太田モアレ」さんと言う方が担当しています。絵のタッチがオリジナルの岩明さんのものにかなり寄せているので、違和感なく読めます。
この「寄生獣リバーシ」ですが現在、AmazonのKindle電子書籍で第1巻と第2巻が無料で読めるキャンペーンが行われています。
人類とパラサイトの生存競争は、終わる事無く世界中で続いている。新一とミギー、伝説の陰で繰り広げられた、もう一つの生存競争がここに明かされる。大量バラバラ殺人を捜査するベテラン刑事・深見。彼は、通報者の高校生・タツキの冷静さに、違和感を覚える。その違和感の源は、タツキの家族に在った…。不朽の名作「寄生獣」、その裏側を描く物語がここに開幕!
内容的には、オリジナルの「寄生獣」で描かれた物語の裏側について語られたスピンオフとなっています。
登場人物のほとんどは新規の人たちが多いのですが、懐かしいキャラクターも多数登場しますので、原作を楽しんだ人もシリーズが今回初めての人も楽しめる内容になっていると思います。
1、2巻を読んで続きを読みたい方は、もちろん購入する事もできますが、
「コミックDAYS」のアプリを利用することである程度、無料で楽しむ事もできます。
初めて利用する場合は、マンガを読むために使うチケットが10枚分くらい付いてくるので、10話分ほどを一気に読むことができます。
「コミックDAYS」のWEBサイトでも最初の1話は無料で読めます。
「寄生獣リバーシ」の主人公は広川タツヤと言う少年です。
原作を読んだ方はピンと来るかも知れませんが、そう!あの人の息子なんですね。
彼を通して物語は進んでいくのですが、タイトルに「リバーシ」と付けられているだけあって、オリジナルの原作の話も同時進行で絡んできます。
そこがこの作品の面白いところですね。
私も「コミックDAYS」のアプリを使っていて、今のところ5巻くらいまで読めています。
オリジナルの原作の雰囲気を、また別な作品で味わうことが出来てるのが不思議な感じがしますが、面白いです。
もしもご興味がわきましたら、1度読んでみて下さい!
以上です…