まるく堂の〇〇やろうぜ!

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「共犯マジック」(北森鴻 著)を読んだ感想など…

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最近読んだ電子書籍の紹介

こんばんは!まるく堂です!

Kindle Paperwhiteを買い換えたので

最近はAmazonのPrime Readingで小説を読んだりしています。

 

↓今回読み終えたのは北森鴻(きたもり こう)さんの書かれた「共犯マジック」と言う小説です。 (通常購入の他、Amazon Prime Readingで読むこともできます。)

共犯マジック (徳間文庫)

共犯マジック (徳間文庫)

  • 作者:北森鴻
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: Kindle版
 

人の不幸のみを予言する謎の占い書《フォーチュンブック》。偶然入手した七人の男女は、運命の黒い糸に絡めとられたかのように、それぞれの犯罪に手を染める。錯綜する物語は、やがて驚愕の最終話へ。連作ミステリーの到達点を示す傑作長篇。

この書籍には「フォーチュンブック」と言う謎の占いの書が登場します。これが人の不幸ばかりを予言してしまうという、かなり悪意のある書物なんですね…

物語ではこの本を購入した登場人物達のその後の運命が綴られていきます。

 

舞台は 1940年代~80年代の昭和の日本です。

面白いのは、昭和史に残る超有名な犯罪とこのフォーチュンブックを絶妙に関連させている所ですね!

例えば、その当時世間を震撼させた「グリコ・森永事件」。複数の食品企業を標的とした脅迫事件です。日頃お菓子が大好きな子供達にも大きな影響を与えた出来事です。


残念ながら2000年に犯人が捕まらないまま時効を迎え未解決事件となってしまいましたが、その多くの謎を「フォーチュンブック」で補完する様な形になっているのが作者さんの上手な所です。

この他にも、アラフォー世代なら誰でも知ってるような事件がピックアップされていて、昭和時代の独特な雰囲気が表現されている作品となっています。

 

物語自体は短編が複数ある様な感じで、それぞれの章で主人公が違います。それぞれは別個の物語と言っても良いくらいに様々なシチュエーションで展開されていきます。

しかし終盤になるにつれて、バラバラだったピースがピタッとハマり一つの絵が完成する様な感覚があり、なかなかの読後感でした。

 

作者の北森鴻さんは残念ながら2010年に48歳という若さで亡くなっています…

ja.wikipedia.org

 

ただ、亡くなるまでに数多くの作品を遺されていますので、

↓ご興味のある方はぜひぜひ読んでみて下さい!!

amzn.to

以上です…